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キャリア・教育

押切もえ「産後に漠然としたお金の不安が…」無我夢中だった20代の後悔と、わが子に伝えたい「お金の知識」

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モデル・小説家の押切もえさん
「20代のころは投資に対して怖いイメージがあった」と、モデル・小説家の押切もえさんは振り返ります(写真:本人提供)
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ファッション誌の中にも経済コラムがあったし、経済の専門家からお話を聞く機会もあったのに、と。

モデルとして駆け出しの頃は、仕事のない時期もあり、実はかなり倹約していました。小さな部屋で一人暮らしをしていて、現場で余ったパンを持って帰って冷凍することもありました。

モデルは、私服にも気を使わなければいけませんが、当時は収入が安定していませんでした。なので、サンプル品をいただいて大事に着たり、それを自分らしく着るために工夫したりして楽しんでいました。

女性がマンションを買うことが難しい時代

その頃から、「お金の使い方はセンスやその人らしさが表れるな」と思っていました。たくさん収入のある方には憧れがないわけではないけれど、「自分もこういう買い物がしたいな」「自分ならこれは選ばないかな」という見方をしていました。ずっと長く愛せるものを使い続けている方を見ると、「お金の使い方が素敵な人だな」と感じていました。

例えば、ブリジット・バルドー、ジェーン・バーキンなど、ファッションアイコンだった方々がどういうものを持ってきたのか。先輩のモデルさんたちが、どこに「美しさ」を見出しているのか。そういったことをよく観察していました。

ですから、自由に何でも買える状況ではなかったことが、結果的に自分にとってはよかったのだと思います。

仕事が軌道に乗ってからは、憧れのものをいくつか買いましたが、長く愛されてきたもの、歴史のあるものは価値が落ちにくいということを知りました。ほどほどのものを毎回買い換えていくよりも、ちょっと頑張って、良いものを買ったほうが資産という目線ではいいのかもしれません。

CanCamモデル時代は、円高でしたから、海外ロケに行くとショッピングの話などはしていましたが、投資の話題は一切ありませんでした。「投資」や「不動産」と聞くと、正規の取引をしている会社でも、怪しい、怖いというイメージがありましたね。

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