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京都市中心部には路地に古い建物が密集しているが、路地の多くが建築基準法上の道路ではないことから、京町家の建て替え、大規模改修にあたっては手間、時間がかかる接道許可を申請する必要があった。
そんな路地奥、築年数は推定130年超という京町家が接道許可とは異なるやり方を使って再生された。
その背景には再建築不可物件の活用をより可能にするかもしれない法改正がある。現場で聞いてきた。
築130年超でも買い手がついた京町家
改修された木造2階建ての物件があるのは京都駅から徒歩圏。以前は商店が並んでいただろう通りを入った路地の先で、建物は築年不詳。家屋評価調書には明治25年(1892年)の記載があるそうなので、それによると推定134年(!)ほど。
京都市の「京町家の保全及び継承に関する条例(京町家条例)」などでは、京町家は一般的には「1950(昭和25)年以前に伝統的木造軸組構法で建築された木造家屋」などとされているので、築年、構造からすると京町家ということになる。
長年放置されていたため、屋根の損傷や構造劣化などがあって2階への立ち入りも難しい、崩壊寸前と言ってもよいほどの状態だった、と言うのは改修を担当した株式会社八清。同社は長らく京町家の再生に取り組んでおり、京都で古い建物のリノベーションに関しては信頼の厚い会社である。


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