韓国発のニュースが、日本の証券業界をにぎわせている。
震源地は8月26日に韓国経済新聞が報じたスクープだ。同紙によれば、韓国の金融大手「未来アセットグループ」が、日本の証券会社の買収を検討しているという。未来アセットは翌27日、報道内容を認める適時開示を発出。このほか、すでに買収対象を3~4社に絞ったと報じた現地メディアもある。
どこが買われるのか――。27日、証券各社の株価は軒並み反応した。特に中堅・中小証券が物色され、ネット系で個人の顧客基盤が厚い松井証券は前日比で4.7%も上昇した。日本進出を目指す未来アセットの狙いはどこにあるのか。

韓国版「野村・大和証券」
「日本の証券会社の買収については、現在検討中であるため具体的に申し上げることはできない。ただ、当社の成長基盤と競争力は韓国市場だけにとどまらない」。未来アセットの広報担当者は、東洋経済の取材に対して検討の事実を認めた。
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