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「勉強?あとでやるから」子どもの怠けグセに辟易…無理なく"やる気スイッチを押す声かけ2つ"

9分で読める
両親にプレッシャーをかけられる受験生
だらだらしている子どもは、意志が弱いわけでも、怠け者なわけでもありません(写真:buritora / PIXTA)
  • 田辺 理 コノセル(「個別指導コノ塾」運営会社)創業者兼CEO

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「勉強がだるい」「あとでやる」と抵抗する子どもに、保護者はどう寄り添えばいいのでしょうか。『子どもの「なりたい自分」に伴走する100の声かけ』を上梓した田辺理氏が解説します。

受験生の「やる気が出ない問題」

「勉強、だるい……」「あとでやるから、放っておいて」

お子さんからこう言われて、思わず「いいから、今すぐやりなさい!」と声を荒らげてしまった経験はないでしょうか。

私はこれまで、多くの受験生や保護者の方々と関わってきましたが、この「やる気が出ない問題」は、ほとんどの家庭に共通する悩みだと感じます。

しかも厄介なのは、保護者が正しいことを言えば言うほど、子どものやる気が下がってしまうことがあるという点です。

「将来のためでしょう」「受験まで、もう時間がないよ」「あなたのためを思って言っているの」……。

どれも間違った言葉ではありません。むしろ、保護者としては当然の言葉です。

しかし、保護者が見ているのは「数カ月後の受験」や「数年後の将来」です。一方で、子どもが感じているのは、「今から机に向かうのがしんどい」「この問題がわからなくて嫌だ」という、目の前の重さです。

つまり、保護者と子どもでは、見ている時間軸が違います。

そのため、将来についての正論をいくら重ねても、子どもが今感じている負担は軽くなりません。それどころか、「また説教が始まった」と、耳を閉ざすきっかけになってしまうことさえあります。

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