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「勉強?あとでやるから」子どもの怠けグセに辟易…無理なく"やる気スイッチを押す声かけ2つ"

9分で読める
両親にプレッシャーをかけられる受験生
だらだらしている子どもは、意志が弱いわけでも、怠け者なわけでもありません(写真:buritora / PIXTA)
  • 田辺 理 コノセル(「個別指導コノ塾」運営会社)創業者兼CEO
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「今日は数学を1時間やる」「この問題集を10ページ進める」「テスト範囲を全部復習する」……。

こうした目標は、始める前の子どもにとっては、とても重く感じられます。やらなければならない量を想像しただけで嫌になり、現実逃避するようにスマホを触ってしまうのです。

「あとでやる」という言葉も、時間の約束というより、実際には「今はどうしても始められない」というサインなのかもしれません。

まずは「5分だけ」にしてみる

そこで、試してほしいのが、この一言です。

「5分だけやってみる? 5分たったら、やめてもいいよ」

ポイントは、「30分頑張りなさい」ではなく、「5分でやめてもいい」と伝えることです。

5分なら、心理的なハードルは一気に下がります。「数学を勉強する」ではなく、「問題を1問だけ見る」。「英単語を覚える」ではなく、「3個だけ確認する」。「作文を書く」ではなく、「最初の一文だけ考える」。大切なのは、勉強量を増やすことではありません。まず、始められる大きさまで行動を小さくすることです。

そして、ここで絶対にしてはいけないのが、5分たったときに、「せっかく始めたんだから、もう少し続けなさい」「5分しかやらないつもりなの?」と言ってしまうことです。

保護者としては、もう少し続けてほしいと思うでしょう。しかし、「5分でやめていい」という約束をあとから変えてしまうと、次から子どもはその言葉を信用しなくなります。

本当に5分でやめても構いません。

そのときは、「ちゃんと始められたね」と認めてあげてください。目的は、その日にたくさん勉強させることではなく、「自分は、やろうと思えば始められる」という経験を積ませることだからです。

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