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「勉強?あとでやるから」子どもの怠けグセに辟易…無理なく"やる気スイッチを押す声かけ2つ"

9分で読める
両親にプレッシャーをかけられる受験生
だらだらしている子どもは、意志が弱いわけでも、怠け者なわけでもありません(写真:buritora / PIXTA)
  • 田辺 理 コノセル(「個別指導コノ塾」運営会社)創業者兼CEO
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では、どんな声かけなら、子どもが自分から動きやすくなるのでしょうか。

今回は、私自身が多くの受験生と接するなかで「これは効果的だ」と感じた、2つの声かけをご紹介します。

「あとでやる」は今は始められないというサイン

まず、多くの家庭で見かけるのが、こんな光景です。

子どもは机の前にはいる。でも、鉛筆は動いていない。スマホを触ったり、飲み物を取りに行ったり、時計ばかり気にしたりしている。

注意すれば不機嫌になり、「ちゃんとやるから」と言うものの、なかなか始めません。

こういうとき、保護者としてはつい、「なんでさっさとできないの?」と言いたくなります。しかし、ここには一つ、大きな誤解があります。

私たちはよく、「やる気が出たら勉強する」という言い方をします。

しかし実際には、やる気が出たから始めるのではなく、始めたから少しずつやる気が出てくることのほうが多いのです。

これは大人も同じです。仕事を始める前から、「今日はやる気が満タンだ。何時間でも働けるぞ」と思える日は、そう多くありません。とりあえずメールを1通返す。資料の1ページ目を開く。タイトルだけ入力する。そんな小さな行動をきっかけに、気づけば集中していた、という経験は誰にでもあるでしょう。

子どもの勉強も、それと同じです。だらだらしている子どもは、意志が弱いわけでも、怠け者なわけでもありません。最初の一歩が大きすぎて、動けなくなっているだけなのです。

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