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「勉強?あとでやるから」子どもの怠けグセに辟易…無理なく"やる気スイッチを押す声かけ2つ"

9分で読める
両親にプレッシャーをかけられる受験生
だらだらしている子どもは、意志が弱いわけでも、怠け者なわけでもありません(写真:buritora / PIXTA)
  • 田辺 理 コノセル(「個別指導コノ塾」運営会社)創業者兼CEO
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声かけは、子どもを動かすためのボタンではありません。子どもがどこで立ち止まっているのかを知り、その一歩を軽くするためのものなのです。

保護者の役割は「やらせること」ではない

「5分だけやってみる?」「できるようになったら、かっこいいよね」

この2つの声かけに共通しているのは、子どもの行動を無理やりコントロールしようとしていないことです。

「あとでやる」という子には、始めるハードルを下げる。「勉強、だるい」という子には、勉強の見え方を変える。

『子どもの「なりたい自分」に伴走する100の声かけ: 頑張りすぎを手放して』(笠間書院)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

保護者の役割は、子どもを力ずくで机に向かわせることではありません。子どもが自分で動き出せるように、入り口を整えてあげることです。

やる気は、命令によって注入できるものではありません。けれども、小さく始められた経験や、自分の行動を認めてもらえた経験が積み重なることで、少しずつ育てていくことはできます。

明日、お子さんが「勉強、だるい……」と口にしたら、すぐに正論を返す前に、まずは「そうか、今日はだるいんだね」と受け止めてみてください。

そのうえで、こう声をかけてみてはいかがでしょうか。

「5分だけやってみる? 5分でやめてもいいよ。そこまでできたら、十分かっこいいと思うよ」

その一言が、止まっていた鉛筆をそっと動かす、小さなきっかけになるかもしれません。

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