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「オムレツ3段重ね」 KFCがクリスマス並みに本気!? "月見商戦"――限界突破バーガー食べて分かった"たまご全面押し"の勝算

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KFC 月見シリーズ
今年も「月見商戦」の季節が到来した。KFCの狙いや勝算は?(写真:筆者撮影)
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さらに、昨年は7店舗限定だった、オムレツを3段重ねにした「とろ〜りトリプル月見和風カツバーガーこぼれタルタル」を全店展開した。

KFCの「とろ~りトリプル月見和風カツバーガーこぼれタルタル」(写真:KFC)

「トリプルのバーガーは見た目にもインパクトがあり、話題性のあるバーガーとして開発。昨年はプレミア感を高めるために7店舗限定としましたが、狙い通りSNSを中心に大きな反響をいただきました。そのお声に応えて今年は全店で展開しています」(岡氏)

宣伝戦略にも力を入れる。TVCMの展開のほか、アンバサダーとして、卵好きで有名なT.M.Revolutionの西川貴教氏をアンバサダーに起用したことも、KFCの月見にかける思いの強さの表れだという。

アンバサダーに就任した西川貴教氏。卵はカロリー計算しやすく、ボディメイクのためにもよく食べているという。新幹線の出発駅で購入した8個入りのパックを到着時までに食べ切るほど(写真:KFC)
KFCの月見商品発表会の様子(写真:KFC)

「KFC=たまご」のイメージを強く訴求。存在感を示していきたい

「各社を食べ比べされるお客様もいますが、1社だけ食べて『今年は食べたからいいや』と満足される方もいると思います。そうしたお客様にも選んでいただけるよう『KFC=たまご』というイメージを強く訴求するのが狙いです。今年の月見商戦の中で、しっかりと存在感を示していきたいと思います」(岡氏)

日本ケンタッキー・フライドチキン ブランドマーケティング部の岡明日美氏(中央)、商品開発部課長の夏見直宏氏(左)、課長補佐の高橋宏夢氏(右)(写真:筆者撮影)

月見市場で、元祖マクドナルドの次席を狙う勢いだ。

商品を試食したが、確かに、冷えた状態でもとろりとした食感が感じられた。タルタルソースもたっぷり入っていて、こぼさず食べるのが難しいほど。

バーガーのサイズ自体がやや小さく感じられたので、これならオムレツが3段重ねでもなんとか食べられそうだ。

「とろ〜り月見ツイスター」や、「おもちと濃厚カスタードの月見パイ」も機会があれば味わってみたい。なお、月見パイは開発担当の高橋氏もおすすめの品。カスタードクリームを2023年の発売時から改良、増量しており、もちもちのフィリングとサクサクのパイ、2つの食感が楽しめるそうだ。

KFCの「おもちと濃厚カスタードの月見パイ」(写真:KFC)

月見バーガーといえば、やはりパテと目玉焼きの印象が強い。またいかにもガッツリ系で、食欲をそそる。しかし親子丼の例でもわかるように、卵はチキンとの相性もよい。そのためか「たまご感の訴求」に力を注ぐKFC。果たして狙いは当たるだろうか。今年の月見商戦の行方を見守りたい。

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