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「給料が上がったのに、なぜか貯金が増えない」人に共通する"危ない習慣"…昇進・転職後に陥りやすい《意外な罠》

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給料だけではお金持ちになれないから
稼ぐ力が高まっても、増えた分をそのまま使っていては貯金は増えません(写真:imageteam/PIXTA)

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昇進した。転職で給料が上がった。ボーナスも増えた。それなのに、なぜか銀行口座の残高は以前とほとんど変わらない――。
そんな状態に心当たりがある人は少なくないはずです。「もっと稼げば、お金の不安は減る」と考えがちですが、現実には収入が増えた瞬間から、支出もまた静かに膨らみ始めます。
本記事は、投資うさぎ氏の著書『給料だけでは、お金持ちになれないから』より一部抜粋・再編集。気づかぬうちに支出が増える「ある落とし穴」について紹介します。

昇進した途端、「必要な出費」が増えていく

ある会社員の真中は、課長代理への昇進をきっかけに百貨店の紳士服売り場を訪れます。

「管理職になったのだから、まずは身だしなみから」。そう考えると、それまで着ていたスーツが急に安っぽく見えてきます。取引先の前に立つ機会も増える。役職にふさわしい格好をするのは、仕事上必要なことだ――。

そうして約10万円のスーツを選ぶと、今度は靴や鞄、名刺入れが気になり始めます。一つだけ上質なものに替えると、周囲との「バランス」が悪く見えるからです。気づけば、その日の買い物だけで20万円を超えていました。

それでも本人には、ぜいたくをした感覚がありません。「身だしなみ」「仕事のため」「自己投資」という説明がつくからです。

しかも翌月、昇進後の給与明細を見ると、基本給と役職手当で額面は数万円増えていました。すると20万円の出費も、「これから稼げば取り返せる」と感じられるようになります。

ここに最初の罠があります。収入が増えると、支出に対する心理的なハードルが下がるのです。

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