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修学旅行ぶりに訪れた《広島》で発見した「至高の名所10選」 "昼と夜"でこんなに違う…?繁華街で目撃した「表と裏の顔」

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広島の繁華街、流川通り
国際都市・広島の昼と夜を歩いてきた(写真:筆者撮影)
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そこから中央通りを挟んだ東側が、中国・四国地方最大の歓楽街の異名を取る流川町。東西に走る仏だん通りと、そこに交差する流川通りと中新地通りの一帯にバーや居酒屋、パブなど多くの飲み屋が集まる。

地元の会社員らしき人たちから国内外の観光客まで、さまざまな属性の人が集まる広島の夜の街特有の賑わいがあった。

そのさらに東側の薬研堀通り周辺は、よりディープなゾーンになる。キャバレーロンドンやフィリピンパブといった昭和の街を思わせる看板が令和のいまふつうに掲げられている。そんなインパクトもありながら、夜の街のシンボルにもなる風俗店無料案内所の明かりがあちこちにともり、キャバクラやガールズバー、ホストクラブ、マッサージなどの呼び込みが通りに立つ。

昭和感が漂う薬研堀通りの風景(写真:筆者撮影)
広島の歓楽街の中心になる夜の薬研堀通り(写真:筆者撮影)

そんな一帯だが、夜が更けてからも剣呑な空気が漂うような危険な場所ではなかった。『仁義なき戦い』や『孤狼の血』のようなヤクザの抗争もケンカも見かけない。ふつうにナイトライフを楽しむ分には、比較的健全な大都市の歓楽街の印象だ。ただ、日をまたぐくらいの時間帯の薬研堀通りの東側には、妖しく光る街の深い闇が広がっていた。

変容を遂げる平和の国際都市

多くの国内外の観光客が訪れる平和の国際都市・広島を数十年ぶりに訪れて驚いたのは、広島駅ビルのミナモアや市街中心地の新しい施設をはじめとする多くのスポットが、市民の生活の場としても、観光名所としても、快適で過ごしやすい洗練されたエリアになっていたこと。そこには、コンセプチュアルなランドスケープデザインに優れた先鋭的な取り組みがあることを感じる。

近未来的な構造も特徴的な駅ビルから駅前一帯の整備はまだ続いているが、完成時にはどのような姿を現すのか、いまから楽しみだ。これまで以上の機能性と利便性および娯楽性を兼ね備える施設に進化することだろう。

そのすぐ横のエキニシは、戦後の路地裏の街並みがいまなお残る。令和と昭和の共存も広島の特徴のひとつになるかもしれない。

一方、夜の街は、昔ながらの大都市の歓楽街の空気感がありつつ、通りやエリアによって雰囲気が少しずつ異なるおもしろさがある。なかには、昭和レトロに浸れる一角もあり、充実したナイトライフを楽しめる。街全体としても、表(昼)と裏(夜)の顔がある、奥が深い街であることも感じた。

広島は、日本人なら誰でも一度は訪れる街だろう。学生時代に行ったきりという大人は多いかもしれないが、そういう人こそいまの広島を訪れてみれば、新しい時代へと歩む平和都市の現在地を楽しめるに違いない。

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