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ワインで言えば「ランブルスコ」、マセラティの新型SUV「グレカーレ・トロフェオ」は多彩なラインナップの真打か?

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改良を受けたマセラティ「グレカーレ」のハイパフォーマンス版「トロフェオ」に乗った
改良を受けたマセラティ「グレカーレ」のハイパフォーマンス版「トロフェオ」に乗った(写真:Maserati)

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マセラティがSUVの「グレカーレ」にパワーアップなどの改良を施し、2026年7月おわりにイタリアでテストドライブの機会を提供してくれた。

私がドライブしたのはトップモデル「グレカーレ・トロフェオ」。全長4.9mの車体に、3リッターのパワフルなエンジンを搭載している。

市場で競合するのはポルシェ「マカンGTS」、メルセデスAMG「GLC」それにアウディ「SQ5」だそうだ。たしかに、どのモデルも走りの性能を強化したSUVという共通点がある。

全長4876mm×全幅1979mm×全高1660mmのボディサイズを持つグレカーレ・トロフェオ(写真:Maserati)

グレカーレ・トロフェオは今回、フロント部分のデザインが変わった。「MCプーラやGT2ストラダーレとも共通のイメージを与えたかった」とは、マセラティのクラウス・ブッセ氏の言。

「それによって、マセラティのラインナップがすべて、ひとつの強固なイメージを形成するようになったのです」

15年からヘッドオブデザインとして、マセラティのチェントロスティーレ(デザインセンター)を率いているブッセ氏は、実車のとなりでそう説明してくれた。

「フランチャコルタ」であり「ランブルスコ」である

私はそもそも、グレカーレの元気な走りが好きなのだが、このクルマの価値は「高い快適性とすぐれたハンドリング、そして毎日使える多様性をすべてあわせ持っている」ところにあるとマセラティ。

思い返すと、マセラティはかつて、特別なシチュエーションで乗るスポーツカーのメーカーだった。さらにさかのぼれば、スタートはレーシングカーだったのだ。

1934年のグランプリマシン「6C34」(写真:Maserati)

いってみればシャンパーニュ、イタリアだとロンバルディアで作られる「フランチャコルタ」みたいなものか。

しつこくもう少し書くと、マセラティのあるエミリオロマーニャで発泡ワインといえば「ランブルスコ」。少し甘口で、プロシュットやパルミジャーノチーズと実によく合う。

ドライバーとの相性を大事にするのが、マセラティ。そこが食材との相性がよいランブルスコのイメージと重なる、と私は思っている。

【写真を見る】ワインで言えば「ランブルスコ」、マセラティの新型SUV「グレカーレ・トロフェオ」は多彩なラインナップの真打か?(70枚)
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