SUVにもさまざまなタイプがあるが、「興奮させられる」と表現したくなるクルマは少ない。グレカーレ・トロフェオは、希有な1台だ。
白状すると、私はマセラティのロゴを見ると、いまでも胸がときめくタイプだ。1970年代から80年代にかけてのマセラティ車の印象が、強く残っているからだろう。
「250F」(57年)にはじまり、「3500GT」(58年)、「ティーポ61」(61年)、「ボーラ」(71年)と「メラク」(72年)、それに「ビトゥルボ」(81年)と一連の派生車種……と、枚挙にいとまがない。
マセラティのメモリーレーン(思い出の道)を走ってみて、グレカーレ・トロフェオは、私のマセラティへの思いが、たんなる過去の感傷ではなかったことを証明してくれた。
グレカーレの真打となるか
いま、グレカーレの本国におけるラインナップには4気筒モデルから、BEV(バッテリー駆動EV)の「フォルゴレ」まで6車種がそろう。
日本でも、充実したラインナップで、グレカーレのもつさまざまなキャラクターを楽しませてくれているが、新しいラインナップのグレカーレ・トロフェオは、その真打となるかもしれない。
ボディサイズ:全長4876mm×全幅1979mm×全高1660mm
ホイールベース:2901mm
車重:2027kg
パワートレイン:2992cc V型6気筒
最高出力:390kW/6500rpm
最大トルク:620Nm/3000〜5500Nm
変速機:8段オートマチック
駆動方式:全輪駆動
乗車定員:5名
加速性能:0-100km/h:3.8秒
最高速:285 km/h
燃費:8.9km/L(WLTC本国データ)
価格:1710万円


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