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偏差値70以上の進学校で指導し、教え子の5人に1人を東京大学合格へ導いてきた国語科専任教諭、市野瀬早織氏。
東大を目指す学生が自然に身につけている基礎力のひとつが「読み方スキル」だと市野瀬氏は主張する。
文章の要点を素早くつかみ、自分の言葉で説明できる。相手の意図を正確に理解し、的確に判断できる。こうした力は、入試にとどまらず、「社会人として仕事を遂行するため」「リーダーとして活躍していくため」にも欠かせない能力である。
この読み方スキルを、誰でも今すぐ使えるように体系化した市野瀬氏の初の著書『
東大合格者が身につけた 一生使える「読み方スキル」』は、
発売たちまち4刷を突破するなど、話題を呼んでいる。
その市野瀬氏が、「宿題を全然しない子」の言葉や行動に隠れた本音について解説する。
「宿題は?」を繰り返しても動かない理由
「宿題はやったの?」
「またゲームをしているの?」
「何度言ったらわかるの?」
夏休みになると、こうした言葉が家庭の中を飛び交います。学校がある時期と違い、子どもの生活が親の目に入りやすくなるからです。
朝はなかなか起きない。昼になってもパジャマのまま。宿題は手つかずなのに、ゲームやYouTubeには夢中になっている。
そんな姿を見れば、親が焦るのも当然でしょう。
ところが、何度注意しても子どもは動かない。それどころか、不機嫌になったり、部屋に閉じこもったり、「もうやった」と嘘をついたりすることもあります。
なぜ、親が正しいことを言っているのに、子どもには伝わらないのでしょうか?
その理由のひとつは、親が子どもの「行動」だけを見て、その前にある言葉や状況を十分に読み取れていないことにあります。
例えば、子どもは「こんな言葉」を繰り返していないでしょうか?
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