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ライフ #ヤングケアラーの僕が東大に合格するまで

「ヤングケアラー」の彼が、介護・生活保護・塾なしで東大に現役合格できた理由 「東大=富裕層のための大学」は本当か?

10分で読める
ヤングケアラー 東大生 清野孝弥氏
生活保護世帯のヤングケアラーという苦境から、現役で東大合格を果たした清野氏(写真提供:清野孝弥氏)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当

INDEX

最近、こんな声をよく耳にします。

「ドラゴン桜みたいに、高校生から必死に勉強して東大に合格するなんて、今の時代もう無理だよね」と。

「もう、ドラゴン桜みたいに東大へ行くのは無理でしょ」と言われる時代に

確かに、データを見ればそう言いたくなる気持ちはよくわかります。東大生のおよそ7割は中学受験の経験者で、6割前後は関東圏の出身。小さいころから公文式に通い、SAPIXや鉄緑会に通い、家庭教師をつけてもらい、そうやってようやく合格する――それが「令和の東大受験」のリアルであると、多くの人が信じています。

「東大は、もはや富裕層の子どもが行く大学になった」

「中学受験に数百万円の教育投資ができない家庭からは、もう無理」

「ましてやバイトしながらとか、ヤングケアラーやりながら東大なんて、絶対無理でしょ」

はい。それは、そうなんです。僕もその意見自体を否定するつもりはありません。統計的にはまったくそのとおりで、教育格差というのは残念ながら、この国に確かに存在しています。

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