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ライフ #ヤングケアラーの僕が東大に合格するまで

「ヤングケアラー」の彼が、介護・生活保護・塾なしで東大に現役合格できた理由 「東大=富裕層のための大学」は本当か?

10分で読める
ヤングケアラー 東大生 清野孝弥氏
生活保護世帯のヤングケアラーという苦境から、現役で東大合格を果たした清野氏(写真提供:清野孝弥氏)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当
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しかし、です。僕は、いろいろな東大生に取材してきて確信していることがあります。「そこから東大に受かった人」は、いなくはない、ということです。

メディアに出てこない人まで含めて学内を探せば、「え、その環境からよく東大受かったな……!?」と絶句してしまうような人が、実はちゃんといるのです。

週に3日、フルタイムでバイトをしながら合格した人。人口300人の村から東大に受かった人。本当に塾に一度も通ったことがない人。そして、「ヤングケアラー」として家族の介護をしながら、現役で東大に合格した人。

「なんで? そんなの、どう考えても不可能じゃないの?」

そう思う方の気持ち、痛いほどわかります。だからこそ今日は、そのヒントになりそうな、一人の青年の話をさせてください。

清野孝弥さんという青年のこと

『ヤングケアラーの僕が東大に合格するまで―― 家事、介護、そして勉強 それでも僕はこの家から東大に行く』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

清野孝弥さんという人がいます。

彼は8月26日、『ヤングケアラーの僕が東大に合格するまで―― 家事、介護、そして勉強 それでも僕はこの家から東大に行く』という本を出版します。タイトルのとおり、ヤングケアラーで東大に合格した人です(プロローグの試し読みはこちら)。

先に白状しておきますと、実はこの本、僕が「きみは絶対に本を出すべきだ」と背中を押して生まれた一冊です。

彼と話しているうちに、これは絶対に世の中に届けるべき物語だと確信したのです。

清野さんがどれだけ「東大から遠い場所」から東大に来た人なのか、まずはその経歴を紹介させてください。

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