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今、日本の自動車市場で最も激しいシェア争いが繰り広げられている「コンパクトSUV」カテゴリー。トヨタ「カローラ クロス」やホンダ「ヴェゼル」など強力な国産勢がひしめくこの超激戦区に、フランスの老舗ブランド・シトロエンが意欲作を投入した。国内セールスを手がけるStellantisジャパンが、2026年7月24日より販売を開始した新型「C3エアクロス ハイブリッド」だ。
最大のトピックは、欧州のBセグメントに該当する扱いやすく小ぶりなボディながら、国内の同クラスSUVでは唯一となる「7名乗り・3列シート」を実現した点にある。さらに街乗りの約50%をモーター走行でカバーする48Vマイルドハイブリッドや、シトロエン自慢の「魔法の絨毯」と評される快適なサスペンションも装備。価格面でも399万9000円からという輸入車としては極めて戦略的なプライスを設定してきた。
「5人乗りでは足りないが、ミニバンほど大きなクルマは必要ない」──そんな日本のファミリー層などの絶妙なニーズに応える1台となり得るのか。報道関係者向け発表会での実車取材を通じ、国産ライバル車とは一線を画す個性派SUVの実力と市場での可能性を探る。
シトロエンのC3エアクロスとは
C3エアクロスは、1919年の創業以来、100年以上の歴史を誇るフランス老舗ブランドのシトロエンが手がけるコンパクトSUVだ。
初代モデルは2019年に日本導入。全長4160mmの小柄な車体、シトロエン独自の思想を盛り込んだ高い快適性や個性的なデザインなどを特徴とし、日本でも一定の支持を受けてきたモデルだ。


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