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「まるでラピュタ」な緑に侵食される廃墟…かつて《地図から消され》《立入禁止》だった軍事機密島の謎

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友ヶ島の風景
かつて地図から消され、立入禁止だった軍事機密島がある(写真:筆者撮影)

INDEX

和歌山県に「ラピュタの島」と称される無人島がある。

「友ヶ島(ともがしま)」だ。

写真映えするロケーションが人気の友ヶ島(写真:筆者撮影)
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廃墟となった赤レンガ造りの建造物を、ツタやシダ、苔の緑が覆う。見上げれば木々が空を覆い、木漏れ日が差し込んでいる。

その姿は、アニメ映画『天空の城ラピュタ』の主人公パズーとシータがたどり着いた空に浮かぶ城「ラピュタ」のようだ。

「ラピュタ」に登場するロボット兵が歩いていそう(写真:筆者撮影)

この無人島に残る、赤レンガの廃墟は一体何なのか。

「軍事機密の要塞」

「地形図に掲載されなかった島」

「一般人は立入禁止だった」

調べると、冒険心をかき立てるワードが並ぶ。

要塞がツタに飲み込まれている(写真:筆者撮影)

全貌を確かめるべく、現地を訪ねた。

7月上旬、天気は雨。和歌山市の北西部にある加太(かだ)港へ向かった。島へは、友ヶ島汽船の連絡船を利用する。無人島へいざ!

こぢんまりとした連絡船乗り場。通常1日6便が出航している(写真:筆者撮影)
最大搭載人員112名の船に乗り込む(写真:筆者撮影)
屋外デッキで全身に雨風を受ける。悪天候も相まって冒険心でゾクゾク(写真:筆者撮影)

「ラピュタは嵐の中にいる」不安だらけの単独行

20分後に島に到着。悪天候で最終便の時間が1時間早まり、15時半までには戻らなければならない。

友ヶ島は「沖ノ島、地ノ島、虎島、神島」の4つの島の総称で、今回探索するのはいちばん大きな沖ノ島だ(写真:筆者撮影)

案内板を見ても、方向音痴の筆者はどこへ行けばいいのかわからない。不安だが、ひとまず左手に歩を進めた。

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