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「まるでラピュタ」な緑に侵食される廃墟…かつて《地図から消され》《立入禁止》だった軍事機密島の謎

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友ヶ島の風景
かつて地図から消され、立入禁止だった軍事機密島がある(写真:筆者撮影)
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レンガの赤と勢いある緑のコントラストが美しい(写真:筆者撮影)
砲台が配置されるすり鉢状の円形砲座が左右対称に並ぶ(写真:筆者撮影)
当時の技術力と130年の歴史の重みが伝わってくる(写真:筆者撮影)

第3砲台がある場所は標高110メートルで、島でいちばん高い場所にあるそうだ。安全のため階段は立入禁止なのでここからの眺望はわからない。しかし、これほど堅牢な砲台を築くのに、どれほどの巨費が投じられたのだろう。

中世ヨーロッパにタイムスリップ?

地下通路を通って山側に戻り、さらに奥に進むと中世ヨーロッパと見紛う建造物が見えてきた。

霧のなか、威風堂々とした表情(写真:筆者撮影)

ここは、第3砲台の「掩蔽(えんぺい)部」。物資や設備などを守る格納庫や兵士の避難所としての役割を持つ施設だ。

施設の内部(懐中電灯を使用)(写真:筆者撮影)
施設奥から撮影(写真:筆者撮影)
施設奥の4部屋を貫く通路(懐中電灯を使用)(写真:筆者撮影)

暗闇で必死に撮影していると、右耳にカシャカシャとした感触のものが触れて、一目散に逃げた。恐怖……。当時の駐屯兵はランプを頼りに過酷な作業をしていただろう。のんきに逃げられるだけマシだ。

この施設を背にトンネルを抜けると、「監守衛舎跡」と「発電所跡」がある。

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