JR北海道単独では維持困難
2026年3月31日の運行をもって、JR北海道の留萌本線・石狩沼田―深川間14.4kmが廃止された。留萌本線は、2016年の増毛―留萌間の廃止を皮切りに、2023年の留萌―石狩沼田間の廃止と、段階的に路線の廃止が進められてきたが、最後に残っていた石狩沼田―深川間の廃止をもってついに全区間が廃止されることになった。留萌―石狩沼田間のラストランの様子については、2023年7月11日付記事(バス転換の留萌本線、「鉄道代替交通」は前途多難)でも詳しく触れている。
2016年にJR北海道が「単独では維持困難な線区」として発表した路線のうち、いわゆる「赤線区」と呼ばれる路線については、今回の石狩沼田―深川間の廃止をもって路線の整理が完了した。しかし、バス運転手の不足が深刻化する中で、鉄道代替バスの確保には苦労があったほか、石狩沼田―深川間の運賃も鉄道時代の360円から650円へと大幅な値上げとなっており、廃止から1週間後に石狩沼田駅を訪問した際には、すでに駅周辺は閑散としていた。

