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漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当も務めた西岡氏が、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載。第248回は東大生と生成AIについてお話しします。
「東大生、なんであんなに生成AI使うのうまいの?」
最近、企業の人事の方と話していると、こんなことを聞かれることが多くなりました。
「東大生・東大卒って、生成AI使うのめちゃくちゃうまい人が多いんですよね。なんでなんですかね?」
ChatGPTなりClaudeなりGeminiなり、どれを触らせても、なぜか東大出身者は初手からうまく使いこなす。同じツールを渡しても、他の学歴の人と比べて、明らかに引き出せているアウトプットの質が違う。人事の方は、その様子を毎日目撃しているわけです。
じゃあ、なぜ彼らは生成AIを使うのがうまいのか。僕なりの答えを先に言ってしまうと、それは東大生の思考パターンそのものが、そもそも「生成AI的」だからだと思っています。
生成AIは「ゼロイチ」が壊滅的にできないツール
まず、生成AIというツールの性質を、少し整理させてください。
多くの人が誤解しているんですが、生成AIって、ゼロから何かを作り出すのは、実はめちゃくちゃ苦手です。真っ白なキャンバスにいきなり傑作を描く、みたいな使い方をしようとすると、ほぼ確実に微妙な結果が返ってきます。
たとえば、「企画書を作ってください」とだけ投げてみてください。返ってくるのは、教科書の見本みたいな、無難で、あなたの会社の文脈からズレた、あたりさわりのない企画書です。使えない。ぜんぜん使えない。
ところが、「うちの会社で前に通った企画書はこういうテイストです。この構成と粒度に合わせて、新しい企画書を書いてください」と投げると、結果は大きく異なります。前の企画書のテキストをドサッと貼り付けて、ゴールのイメージを一緒に渡してあげるだけで、生成AIのアウトプットは劇的に化けます。求めているアウトプットが出てきて、すぐ使えるようになる。



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