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キャリア・教育 #生まれつきの才能は不要 東大「逆転合格」の作法

「京大生より東大生のほうがAIをうまく使いこなせるワケ」東大的思考パターンと東大生ばかり採る企業が陥る"落とし穴"

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漫画『ドラゴン桜』
(漫画:©︎三田紀房/コルク
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当

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「頭がいい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があると考える人が多いのではないでしょうか。その考えを否定するのが、「本当の頭のよさ」を説いた書籍『地頭力の正体』を7月に上梓したばかりの著者・西岡壱誠氏です。
漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当も務めた西岡氏が、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載。第248回は東大生と生成AIについてお話しします。

「東大生、なんであんなに生成AI使うのうまいの?」

最近、企業の人事の方と話していると、こんなことを聞かれることが多くなりました。

「東大生・東大卒って、生成AI使うのめちゃくちゃうまい人が多いんですよね。なんでなんですかね?」

ChatGPTなりClaudeなりGeminiなり、どれを触らせても、なぜか東大出身者は初手からうまく使いこなす。同じツールを渡しても、他の学歴の人と比べて、明らかに引き出せているアウトプットの質が違う。人事の方は、その様子を毎日目撃しているわけです。

じゃあ、なぜ彼らは生成AIを使うのがうまいのか。僕なりの答えを先に言ってしまうと、それは東大生の思考パターンそのものが、そもそも「生成AI的」だからだと思っています。

生成AIは「ゼロイチ」が壊滅的にできないツール

『地頭力の正体』(東洋経済新報社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

まず、生成AIというツールの性質を、少し整理させてください。

多くの人が誤解しているんですが、生成AIって、ゼロから何かを作り出すのは、実はめちゃくちゃ苦手です。真っ白なキャンバスにいきなり傑作を描く、みたいな使い方をしようとすると、ほぼ確実に微妙な結果が返ってきます。

たとえば、「企画書を作ってください」とだけ投げてみてください。返ってくるのは、教科書の見本みたいな、無難で、あなたの会社の文脈からズレた、あたりさわりのない企画書です。使えない。ぜんぜん使えない。

ところが、「うちの会社で前に通った企画書はこういうテイストです。この構成と粒度に合わせて、新しい企画書を書いてください」と投げると、結果は大きく異なります。前の企画書のテキストをドサッと貼り付けて、ゴールのイメージを一緒に渡してあげるだけで、生成AIのアウトプットは劇的に化けます。求めているアウトプットが出てきて、すぐ使えるようになる。

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