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ライフ #夢追いフリーターの部屋から

40歳・夢追いフリーター男性が語る「夢を諦めきれない苦しさ」…苦節10年、新人脚本賞を受賞も「複雑な気持ち」になったワケ

8分で読める
瀬戸大希さん
脚本家として活動する男性。40歳を迎え、念願の新人賞を受賞も複雑な気持ちに…(写真:瀬戸大希さん提供)

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作家、芸人、俳優、ミュージシャン、漫画家、ダンサー、YouTuber……。東京には今も多くの夢追い人が集まっている。そんな彼らの中には、若者でなくなってからも夢を追い続ける人もいる。本連載ではそんな夢追い人のリアルを、彼らの住む部屋で聞いていく。

キー局の新人賞を受賞した脚本家、現実はタイミー暮らし

東急田園都市線・駒沢大学駅から徒歩15分ほど。幹線道路の脇を抜けた路地の先にある、築年数を感じさせるアパートの一室。

簡素な書棚にはドラマシナリオ本や小説、台本がズラリと並んでいる。ここは、脚本家・瀬戸大希さんの家だ。

6畳一間、キッチンと風呂、トイレがあるのみ(写真:瀬戸大希さん提供)
【写真を見る】40歳・夢追いフリーター男性が語る「夢を諦めきれない苦しさ」…苦節10年、新人脚本賞を受賞も「複雑な気持ち」になったワケ(10枚)

家賃は6万5000円。外観は古く築45年、1Kでメインスペースは6畳。整理整頓はされているが、質素な感じは否めない。

ちなみに家具やテレビ、ベッドはすべて大学時代の友人からのもらい物。ソファやインテリアを置くようなスペースはない。

瀬戸大希さんは、現在40歳。2019年に会社員を辞めて、現在は脚本家として活動。25年にキー局のシナリオライターコンテストで大賞を受賞した。賞金は300万円と、大きな賞だ。多くの人が「夢に近づいた」と思う経歴だが、彼にとって大賞受賞はゴールではなかった。

「脚本家とは名ばかりで、その収入の多くは前職の経歴を生かしたウェブライター業や派遣バイトの仕事。その合間を縫って、テレビドラマやTikTokショートドラマ、映画の企画書を書き続ける日々を送っています」

瀬戸さんの場合、むしろ、受賞から長い苦悩の時間が始まっているのだ。

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