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ライフ #夢追いフリーターの部屋から

40歳・夢追いフリーター男性が語る「夢を諦めきれない苦しさ」…苦節10年、新人脚本賞を受賞も「複雑な気持ち」になったワケ

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瀬戸大希さん
脚本家として活動する男性。40歳を迎え、念願の新人賞を受賞も複雑な気持ちに…(写真:瀬戸大希さん提供)
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16年頃から瀬戸さんは一念発起して、表参道にあるシナリオの書き方を学べる養成スクール「シナリオ・センター」に入学。同時に、有名脚本家の個人塾にも通い始めた。

「スクールで初めてシナリオを書いたときに、小学生時代の創作活動の楽しさが蘇ってきたんです。それからはのめり込んで書いていきました」

アイデア出し、企画書作りに駆り出されるも…

シナリオを学び始めてすぐに、知人の紹介で知り合ったプロデューサーに見いだされて、特撮作品の1話分のシナリオを担当。また、連続ドラマのアイデア出しとして現場にも呼ばれるようになった。当時はまだ会社員だったが兼業でドラマ関連の仕事を続けた。

「すぐに結果が出たので『ようやく天職を見つけたんじゃ……』と思いました。だけどそこからが地獄でしたね」

そこから8年近く、アイデア出しや企画書作りの日々が続いた。19年に会社員を辞めて、フリーライターをしながら脚本に向き合ったが結果は出なかった。

そんな瀬戸さんが一縷(いちる)の望みをかけて毎年応募していたのが、各テレビ局が行う新人ライターを発掘するシナリオコンテスト。しかし、良くても3次審査落ち。1次審査に受からないことも当たり前。シナリオに対する情熱もすっかり冷め始めていた。

ついに年齢も30代後半に。「もう潮時かもな」と思い始めていた25年。受賞作やヒットドラマのセオリーを無視して書き上げたシナリオで大賞を受賞したのだ。

受賞の連絡をもらったときは「ようやく報われた」「スタートラインに立てた」と一瞬は浮かれたが、すぐに現実に立ち返ったという。

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