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ライフ #夢追いフリーターの部屋から

40歳・夢追いフリーター男性が語る「夢を諦めきれない苦しさ」…苦節10年、新人脚本賞を受賞も「複雑な気持ち」になったワケ

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瀬戸大希さん
脚本家として活動する男性。40歳を迎え、念願の新人賞を受賞も複雑な気持ちに…(写真:瀬戸大希さん提供)
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「受賞自体はうれしかったですし、感謝もしています。両親や友人も喜んでくれました。だけど、これで『夢を諦める機会を失った』とも思ったんです。

少しだけドラマの現場で仕事をしてきて、賞を獲ってもシナリオを本業にできていない人たちを数多く見てきた。そんなに甘い世界ではないと知ったうえでの受賞は複雑な感情があったのは本音です。

努力を重ねても、受賞できる人はごくわずか。だから、贅沢と言われればそうなんでしょうけど……」

受賞をしてもなかなか仕事は増えず

大賞受賞によってギリギリつながった脚本家生命。確かに厳しい世界ではあるが、このチャンスを逃すことは今までの自分を否定することになる。「やれる限りはやろう」と切り替えることにした瀬戸さん。

脚本家をマネジメントする事務所に入り、大きなドラマの仕事に数本携わることができたが、すぐに順風満帆な作家人生を送るまでには至っていない。

「連続ドラマの企画立ち上げから最終話のOKが出るまで約半年間コミットしましたが、力不足を感じました。ドラマを作り上げるうえで大切なことは魅力的な脚本を書くこと。でも、それ以上に大事なのはプロデューサーや制作会社のスタッフ、他のライターとのコミュニケーションや会話なんですよね……。

昔からおしゃべりなほうではなかったし、その場で思っていることをすぐに言語化するのも得意ではない。悔しい時間を過ごすことが多かった」

また、コンテストで大賞を獲ったところで簡単にシナリオのオファーは来ず。

「わかってはいたものの、企画書作りやリサーチ作業がメインです。シナリオを書けるかどうかは人脈や運も左右する。今はひたすら頑張るだけです」

シビアな現実と今も向き合う瀬戸さん。しかし、実際の生活はもっとシビアだった……。

続く後編では、そんな40歳夢追いフリーターである瀬戸さんの月の収支や、具体的な収入源などについてお届けする。

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