店舗に並ぶスイーツの品質は、こうした人材の発掘と育成によって支えられている。
成長を加速させたコロナ禍
プレミアムカルビの拡大を語るうえで欠かせないのが、コロナ禍だ。
2020年以降、多くの飲食店が休業や撤退に追い込まれた。先行きが見通せないなか、多くの外食産業が新規出店を見合わせた。
しかし梅岡さんはこれをチャンスと捉えた。
「人気エリアのロードサイド物件や大型店舗は本来なら簡単に出回らないのですが、条件の良い物件がたくさん空いたんです。出店数を増やすならこのタイミングだと思いましたね」
もちろん、コロナ禍の新規出店にはリスクも伴う。当時は外食需要そのものが落ち込み、多くの企業が守りに入っていた時期だ。それでもプレミアムカルビは出店を続けた。
「そのときはお客様が少なくても、コロナ禍が落ち着いた先にどうなっているか。その視点で考えました。経営陣に説明すると『確かにそうやな、やろう』と」
結果として、この時期に確保した好立地が現在の成長を支える基盤となった。

