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「元が取れすぎる」と話題…牛ヒレも牛タンも食べ放題、《豪華なのにお得な焼肉チェーン》が全国展開へ踏み出したワケ

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特選牛ヒレステーキ
豪快な塊肉で提供される「特選牛ヒレステーキ」(画像:神戸物産提供)
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肉だけではない。10種類のデザートは店内の製菓厨房で作られ、ジェラートは常時18種類を用意する。

実際、梅岡さんによると、高齢夫婦が初来店時には「元が取れないから」と単品メニューを選ぶ客が稀にいるとのこと。しかし、実際には想定以上に注文数が増えるケースが多いという。

豪快な塊肉で提供される「特選牛ヒレステーキ」(画像:神戸物産提供)

「2回目以降は食べ放題を選ばれるお客様がほとんどですね」

さらにサイドメニューにも手を抜かない。トリュフソースを使った商品を投入するなど、焼肉店の食べ放題の枠を超えたメニュー開発を続けている。

「以前、ポルチーニクリームのリゾットを提案したことがあるんです。原価が高すぎて社員に驚かれました(笑)。結果的にはあまり出ませんでしたが、そういった挑戦もまた、お客様に“プレミアムな体験価値”を届ける一つなのだと思っています」

常時10種類が並ぶ手作りデザートショーケース(写真:筆者撮影)
常時18種類が並ぶ自家製ジェラートケース。入店してすぐに目に飛び込んでくる光景だ(写真:筆者撮影)

ここまで読むと、「豪華なのはわかったが、本当に採算が取れるのだろうか」と不思議に感じる。

しかし、その裏側には「業務スーパー」をフランチャイズ展開する神戸物産グループならではの強みが生かされていた。

業務スーパーとのシナジーが生むコスト競争力

なぜ豪華な食べ放題メニューを比較的手頃な価格で提供できるのか。その答えの一つが、神戸物産グループの調達力にある。

プレミアムカルビで使う醤油や油、フライドポテト、ベーコン、ソーセージなどの副食材は、業務スーパーが築いてきた巨大な流通網を活用して調達している。

「特に有頭エビの鬼殻焼きはサイズがとても大きくて、美味しいんですよ」

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