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キャリア・教育

「ママなんか大嫌い!」は本音じゃない→子どもの"ひどい言葉"に振り回されないために知ってほしいこと

10分で読める
発達障害・グレーゾーン 子育て大変だと思ったら これ、言ってみて!
子どもの言葉にそのまま反応すると、親子の会話がさらにこじれることがあります(写真:yuu/PIXTA)
  • 吉野 加容子 発達科学コミュニケーション代表・学術博士

INDEX

「もしかして、うちの子って他の子と少し違うのかもしれない」
声をかけても、まったく聞いていないように見える。
他の子が自然にできることを、うちの子だけが苦手にしている。
ママ友や先生に相談しても、どこか話が噛み合わない。
「発達障害」「グレーゾーン」という言葉は気になる。
でも、すぐに認めるのはこわいし、できれば大ごとにはしたくない――。
そんな「言葉にならない違和感」を抱えながら、毎日の子育てに疲れ切っている親御さんは少なくありません。
脳科学をベースに、家庭でできる発達支援を提案してきた吉野加容子氏の新刊『発達障害・グレーゾーン 子育て大変だと思ったら これ、言ってみて!』では、子どもの困った行動を「性格」や「わがまま」ではなく、「脳の特性」から捉え直す方法を紹介しています。
今回は本書から、子どもの“荒れた言葉”との向き合い方を一部紹介します。

子どもの“ひどい言葉”に親が振り回される理由

「ママ(パパ)なんか嫌い!」子どもにこんな言葉をぶつけられたら、親だって傷つきます。

『発達障害・グレーゾーン 子育て大変だと思ったら これ、言ってみて!』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

毎日こんなに頑張っているのに。あなたのためを思って言っているのに。どうして、そんなひどいことを言うの。

そう思った瞬間、ついこんな言葉を返していませんか。

「そんなこと言っちゃダメでしょ」「嫌いなんて言わないの」「ママだって悲しいよ」「そんな言い方するなら、もう知らないよ」

どれも、親としては自然な反応です。

けれど、発達障害・グレーゾーンの子どもたちと関わっていると、この「子どもの言葉にそのまま反応すること」が、親子の会話をさらにこじらせてしまった、というエピソードを耳にします。

なぜなら、感情が大きく揺れているときの子どもの言葉は、必ずしも本心そのものではないからです。

「ママなんか嫌い」は、本当にママを嫌いになったという意味ではないかもしれません。

「うるさい、あっち行って」は、本当に親を遠ざけたいという意味ではないかもしれません。

「学校なんか行きたくない」は、ただ怠けたいという意味ではないかもしれません。

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