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キャリア・教育

「ママなんか大嫌い!」は本音じゃない→子どもの"ひどい言葉"に振り回されないために知ってほしいこと

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発達障害・グレーゾーン 子育て大変だと思ったら これ、言ってみて!
子どもの言葉にそのまま反応すると、親子の会話がさらにこじれることがあります(写真:yuu/PIXTA)
  • 吉野 加容子 発達科学コミュニケーション代表・学術博士
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子どもが本当に伝えたかったのは、「嫌い」ではなく、「わかってほしい」「まだ終わりたくない」「気持ちが追いつかない」だった可能性があるからです。

“正しい返事”よりも、“脳に届く返事”が必要

親は、子どもの言葉に対して、つい正しい返事をしようとします。

「嫌い」と言われたら、「嫌いなんて言ってはいけない」

「学校に行きたくない」と言われたら、「学校には行かないといけない」

「どうせ僕なんか皆に嫌われている」と言われたら、「気のせいだよ」

どれも、間違った返事ではありません。むしろ、親としては当然の言葉です。

しかし、子どもの言葉自体に子どもの本心がうまく表されていないとき、親が正しいことを伝えても、会話がそもそも噛み合っていないのです。

つまり、会話のキャッチボールをするという「形式」のレベルでは会話は成り立っていますが、意思疎通をするという「意味」のレベルでは、会話が成り立っていないのです。

そうすると、親が正しいことを伝えれば伝えるほど、子どもはこんなふうに感じることがあります。

「わかってもらえなかった」「また説得された」「本当の気持ちは聞いてもらえなかった」

親は励ましているつもりでも、子どもには否定されたように届くことがあるのです。

では、どうすればいいのでしょうか。

ポイントは、子どもの言葉を“翻訳”することです。

「学校に行きたくない」これは、「学校がつらい」「何かが不安」「教室に入るのが怖い」「朝から動くエネルギーがない」という意味かもしれません。

その場合、最初に返す言葉は、

「学校には行かないと困るよ」ではなく、

「行きたくないくらい、しんどいんだね」です。

「お母さんなんて、どっか行けばいいのに」これは、「他の人は無理でも、お母さんにだけは理解してほしかった」「本当は聞いてほしいことがある」「どうしたらいいかわからない」「お母さん、助けて……」という意味かもしれません。

その場合、最初に返す言葉は、

「そんなこと言うなら、本当に出ていっちゃうからね!」ではなく、

「つらいことがあったんだね。まずは何があったのか聞かせて」です。

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