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キャリア・教育

実力不足なのに「女性だから」昇進した彼女の悲劇…数字合わせの女性管理職登用が組織を潰す"多様性社会のパラドックス"

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壁にもたれて悩むビジネススーツの女性
数字合わせで登用された女性の悲劇と「負の連鎖」についてご紹介します(写真:Graphs/PIXTA)
  • 加藤 芳久 株式会社ファイブベイ取締役副社長、組織変革コンサルタント

INDEX

組織風土づくりのプロであり『売上を追わずに結果を出すリーダーが見つけた20の法則』を上梓したファイブベイ取締役副社長の加藤芳久氏は「数字合わせの女性管理職登用は組織を潰す」といいます。

形だけの「女性登用」がもたらす恐ろしい副作用

「2030年までに女性管理職比率を30%にする」――。政府が掲げるこの目標に向け、今や多くの企業が躍起になっています。企業のイメージアップ戦略としても、この数字の達成は経営陣にとって至上命令に近い扱いを受けているのが現状です。

私はこれまで20年にわたり、200社以上の企業で人財育成の体系化や組織変革を支援してきました。その仕事柄、日々たくさんの管理職や経営者の方とお話ししますが、昨今この「数値目標」への焦りが、組織の足元を激しく揺るがしている歪んだ光景を何度も目にしてきました。

まず、私が実際に直面した、ある中堅企業の事例をご紹介します。

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