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「江戸時代は緑豊かな農村だった」「高級住宅地として分譲されかけた」…"つまらなくなった"街・渋谷の意外な変遷

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かつて渋谷城の敷地だった金王八幡宮(写真:筆者撮影)

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再開発が進む東京。「昔は良かった」「今はつまらない」と言われる都市もあるが、歴史を振り返るとその時代によって、各都市が持つ機能は移り変わってきた。
例えば「若者の街」と言われてきた渋谷も、その期間はたった数十年に過ぎない。地理旅ライターの加藤惇(とらべるじゃーな!)さんが、地理の観点から渋谷を巡る。

「渋谷がつまらなくなった」――そんな声を最近よく耳にしないだろうか?

駅前に立てば高層ビルが空を小さく切り取り、スクランブル交差点に集うのはスマホを構えた外国人観光客ばかり。西武渋谷店の閉店も決まり、かつての華やかな渋谷は確実に過去のものになろうとしていると言われる。

ある晴れた日「渋谷は本当につまらなくなったのか」をテーマに現地を歩いてみた。

出発点は郊外の寒村?(平安~江戸時代)

渋谷に人が住み始めたのはいつの頃だったのだろうか――? 

そんな大昔の様子を、今では想像できない……そう思うかもしれないが、歩き方次第では可能になる。

大昔から残っているものといえば、川の流れや寺社を訪ねるのが近道だ。

東急東横線には、渋谷駅を南下し地下を代官山駅へ向かうと車体が大きく揺れる場所がある。その手前までの区間の地上を、かつては湧水を集めた渋谷川が流れていた。

この渋谷川沿いでは農業が営まれていただろう。

【写真を見る】「江戸時代は緑豊かな農村だった」「高級住宅地として分譲されかけた」…"つまらなくなった"街・渋谷の意外な変遷(17枚)
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