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キャリア・教育 #浪人したら人生「劇的に」変わった

旧統一教会二世が語る「ただ可哀想な存在と捉えられるのは複雑」な人生 "桜の下で泣いた"日を越え東大に進んだ背景

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2浪の末、東大合格を果たした旧統一教会二世の宮下健一さん
小3の夏に行った教会のサマーキャンプの様子(写真:宮下さん提供)

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浪人という選択を取る人が20年前と比べて1/2になっている現在。「浪人してでもこういう大学に行きたい」という人が減っている中で、浪人はどう人を変えるのでしょうか?また、浪人したことによってどんなことが起こるのでしょうか?
自身も9年の浪人生活を経て早稲田大学に合格した経験のある濱井正吾氏が、いろんな浪人経験者にインタビューをし、その道を選んでよかったことや頑張れた理由などを追求していきます。

今回は、東京都に生まれ、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の二世として育ちながら、都立国立高校から2浪で東京大学理科1類に合格した宮下健一さんにお話をうかがいました。

「2浪はニートと一緒、自分に生きる価値はない」と追い詰められた宮下さん。しかし、A判定で臨んだ1浪時の受験で彼は大きな失敗を犯します。

何が彼をそこまで追い込んだのか、それでも立ち上がれた理由は何だったのか。宗教二世というバックグラウンドがどう彼の行動や価値観に影響を及ぼしたのかも含め、お話をうかがいました。

【クリックして写真を見る】小3の夏に行った教会のサマーキャンプの写真。食前にお祈りしているところで教会のコミュニティだとわかる(写真5枚)

旧統一教会二世「ただ可哀想な存在と捉えられるのは複雑」

宮下健一さんは東京都23区内で育ちました。両親はともに統一教会のスタッフを勤めており、家庭の経済的余裕は多くありませんでした。テレビゲーム機はなく、お小遣いも少なめ。小学生の頃はそこに不満を持つこともありました。

「今は、自身を『宗教二世』と言うと同情される感覚が強いですが、実際に感じてきたこととして、良かったなと思えることと、やっぱりきつかったよなと思うこと、両方があって、一言では表現しきれないというのが正直なところです。宗教二世として過ごすうえで、個人的に大変な面もなくはありませんでしたが、一方でただ可哀想な存在だったと捉えられると複雑ですし、そう思われて自尊心が傷つくこともありました」

小3の夏に教会の小学生で行ったサマーキャンプ。袖が赤いTシャツの子が宮下さん。食前にはお祈りをする(写真:宮下さん提供)

制約や苦労があった一方で、統一教会のコミュニティは、年上の学生や社会人とも広く関われる場所でもあり、それが後に東大を目指す原動力にもなっていきました。

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