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"有名校長"が去った後どうなった?公立の学校改革は難しい、「大胆」だけではない本当に必要な視点

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学校集会
(写真:viola / PIXTA)
  • 前屋 毅 フリージャーナリスト

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校則・制服・チャイムの廃止、定期テストや宿題の廃止、授業に出ない自由も認めるーーそんな常識破りの改革で有名になった東京都世田谷区の区立桜丘中学校を覚えているだろうか。

公立中学校でありながら、大胆な学校改革を行ったことで全国的に注目を集めた学校だ。改革を率いたのは、2010年から20年まで桜丘中学の校長を務めた西郷孝彦氏である。

なぜ「くつ下は白色だけ」なのか?校則をなくした訳

「『子ども1人ひとりが主語』をいち早く実現していったのが西郷さんでした」と語るのは、元桜丘中学の教員の1人だ。

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西郷氏を一躍有名にしたのは「校則をなくした」ことだった。それも、「子ども1人ひとりが主語」を実現していく一環でしかなかった。筆者は19年に、西郷氏を取材したことがある。そのとき校則を廃止した理由を聞いたのだが、答えは次のようなものだった。

「ある日突然に校則をなくしたわけではありません。『なぜ校則で決めなければいけないのか』を1つひとつ論議していくと、決める必要がないものばかりで、1つひとつ廃止していったら、校則そのものがなくなりました」

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