「久しぶりに、いろんなことを考えさせられますね。あっという間に時間が経ちました」
6月13日、韓国・釜山アジアド主競技場で、21世紀のポップアイコンとなったBTSのコンサートが開催された。この日はデビュー13周年の記念日だった。リーダーのRMがファンに冒頭のあいさつをしようとマイクを握ると、RMの本名である「キム・ナムジュン」コールがこだました。会場は、世界中から集結したARMY(BTSファンダム)の熱気に包まれた。
2022年からBTSメンバーが順番に兵役に入ったため、「完全体」として記念日に登場するのは4年ぶりだ。今年3月から活動を再開したBTSは、34都市86公演のワールドツアー中。各地でチケット争奪戦が繰り広げられ、ツアーグッズも完売が続出。日本から海外遠征するARMYは数多く、“BTS経済圏”は活況を呈している。
この地球規模のツアーを舵取りするのが、韓国最大のエンターテインメント企業であるHYBEだ。20年に韓国株式市場に時価総額10兆ウォン(約1兆円)で上場し、「BTSの事務所」として高い知名度を誇る。
だが実際のBTS依存度は大きく下がっている。25年度のHYBE売上高が前期比17.4%増の2兆6498億ウォンであるのに対し、BTSの所属レーベルであるBig Hit Entertainmentの部門売上高は4375億ウォンで全体の約17%にとどまる。この中には、TOMORROW X TOGETHERなども含まれている。
すでにHYBEの成長戦略は、“BTS依存”から次の段階へと進んでいる。
日本からデビューした&TEAMの快挙
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