鉄道に関するニュースなどでは、よく「大手私鉄」という言葉を耳にする。
文字通り、日本にある私鉄(最近は「民鉄」と呼ぶことも多い)のうち事業規模が大きいものを指す言葉で、現在は首都圏や京阪神を中心に全16社を指す。
準大手私鉄の位置づけの「北急」
対して、これ以外の私鉄を「中小私鉄」と呼ぶほか、地方自治体が民間企業と共同で設立した、いわゆる「第三セクター鉄道」というのもある。
ちなみに、大手私鉄への分類には業界団体である日本民営鉄道協会(民鉄協)が関わっており、同協会に加盟していない鉄道会社はどれだけ事業規模が大きくても大手私鉄とはみなされない。
JR各社のほか、2018年に大阪市交通局が民営化されてできた大阪市高速電気軌道(Osaka Metro、以下「大阪メトロ」)がその一例だ。
一方、「準大手私鉄」という言葉もある。大手私鉄ほどではないものの、それに準じた規模の鉄道事業者を指し、26年時点では3社が属している。前述した大阪メトロのドル箱路線、御堂筋線の終点である江坂駅から北に延びる北大阪急行電鉄(以下「北急」)もその1つだ。

