北急8000形は、開業時に導入された2000形の置換え用として、まず86年に第1編成が誕生した。
2000形はデビューからわずか16年で廃車が始まったことになるが、これは同社線と御堂筋線の車両冷房化に際し、北急が2000形の冷房化改造ではなく、省エネを兼ねて最新式の制御装置を備えた冷房車両の導入を選んだためである。
ステンレス車体だった2000形に対し、8000形はアルミ車体が採用された。アルミニウム合金は加工しづらく、たとえば踏切事故などで損傷した場合、修理が難しいといったデメリットがあるのだが、踏切がない両路線であれば問題とならない。
外観の「帯の色」が示す意味
車体は全体が塗装されたが、そのデザインはアイボリーをベースにマルーンとファイヤーレッドの帯を配するというもの。この色は、ファイヤーレッドは御堂筋線を、そしてマルーンは同社が阪急電鉄のグループ会社であることを表している。

