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ライフ #“聖地”巡礼 あの名作の舞台地を訪ねて

「"家"と"風景"は4人目の主人公」 是枝裕和監督が明かす…映画『箱の中の羊』ロケ地に《鎌倉の一軒家》が選ばれた理由

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箱の中の羊
綾瀬はるかさんとお笑いコンビ「千鳥」の大悟さんが夫婦役を演じたことでも話題です(写真:©2026フジテレビジョン・ギャガ・東宝・AOI Pro.)
  • 古関 和典 ロケ地研究家、コンテンツツーリズム研究家

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「“家”と“風景”は4人目の主人公なんです」

そう語るのは、公開中の映画『箱の中の羊』を手がけた是枝裕和監督です。

「主人公」とは、W主演を務める綾瀬はるかさんとお笑いコンビ「千鳥」の大悟さん演じる夫婦と、その“息子”のこと。

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「第79回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門にも正式出品された本作は、子どもを亡くした夫婦が、息子の姿をした「ヒューマノイド」(演:桒木里夢さん)を迎え入れる、という「そう遠くない未来」のストーリー。

家族による戸惑いや葛藤、それを乗り越える家族の絆が生き生きと描かれるヒューマンドラマです。

是枝監督によるオリジナル脚本ですが、「最新のテクノロジーで亡き人をよみがえらせる」という発想が企画の出発点だったと話します。タイトルの『箱の中の羊』は、「星の王子さま」の一節から着想されたとのこと。

5月29日に公開された『箱の中の羊』。邦画実写作品では週末動員ランキング(5月29日~31日、興行通信社調べ)で1位を獲得しました(写真:©2026フジテレビジョン・ギャガ・東宝・AOI Pro.)

本作を含め、数々の是枝作品を彩るロケ地について、5月下旬、監督に聞きました。

是枝作品といえば「鎌倉」の地

本作の舞台地で、メインのロケ地となったのが、鎌倉の住宅地です。

鎌倉と是枝作品といえば、同じく綾瀬はるかさんが出演した、『海街diary』(2015年)が思い出されます。このときは、原作の舞台が鎌倉ということもあり、撮影も江ノ電の極楽寺駅や、鎌倉に実際にある民家で撮影が行われました。

【記事中にない写真もこちらから】「あまりに素敵すぎる…」実際の“建築家の自邸”で撮影された、主人公たちが住む《鎌倉の一軒家》(23枚)
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