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部員わずか3人で廃部寸前だった八ヶ岳山麓の合唱部、救ったのは移住音楽家—年400時間を注いだ部活動「地域移行」の現場

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移住してきた音楽家が地元中学校の合唱部を指導、活気に満ちた練習を可能にしている(写真:筆者撮影)

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全国的に始まっている中学校部活動の地域移行(地域展開)。今年度からはいよいよ国が定めた「改革実行期間」という本格的な運用フェーズに突入し、学校で担われてきた部活動の指導を、地域の活動に移す動きが活発化している。

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そのような中、地域移行をきっかけに廃部寸前だった部活の復活に成功、好循環を生み出した地域が長野県にある。地域のピンチを救ったのは、首都圏からの移住者だった。

【あわせて読む】「音楽をやりたいならしがみつきなさい」八ヶ岳に移住→崖っぷちだった若手音楽家を救った106歳おばあさんの言葉

一時は廃部寸前だった合唱部

窓の向こうに八ヶ岳を望む音楽室。土曜日の学校を訪れると、練習に励む生徒の姿があった。山梨県と長野県の県境に位置する長野県諏訪郡富士見町。人口約1万4000人のこの町で最近、音楽活動が盛んだという噂を聞き、筆者は東京から駆けつけた。

富士見町唯一の中学である富士見中学校で練習していたのは「富士見・原合唱クラブ」の生徒たちだ。メンバーわずか10人ながら、NHK全国学校音楽コンクール(Nコン)に挑戦しようと、この日も練習に励んでいた。

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