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都市部では住宅購入が年々難しくなっている。高額なうえにコンパクトな住まいが多く、自分の城だからと言って好きなことができるわけではない。だが「都市部でなければ」「新築でなければ」、なんだったら「廃墟だったら」で話は変わってくる。
三重県鈴鹿市の山本さんが購入したのは空き家バンクに登録されていた昭和40年代の古民家。
自分が買った家なら、周囲に広い土地があるなら何をしても良いわけで、車好き、バイク好き、ソロキャンプ好き、DIY好きの山本さんは車庫内を"魔改造"、玄関土間にサウナを作っては壊し、現在はウッドデッキを製作中とやりたい放題。家をおもちゃのようにいじって楽しんでいる。
「改造したい!」から空き家バンク
三重県四日市市の化学コンビナートでオペレーターとして働く山本さんが家を探し始めたのは実家の父の「これ以上改造するなら自分の家でやれ」という一言から。
父方の祖父は土建業、母方は溶接関係の仕事をしていたそうで、本人も工業高校卒。血筋なのだろう、実家でも作業台を据え付けたり、棚を吊ったりとやりたい放題していたのだが、父としては「これ以上はどうなんだ」という気持ちになったらしい。
「そこで空き家バンクを見て家を探し始めました。ちょうど野良猫を拾って飼い始めていたのでアパートでは飼えないし、そもそもDIYもできない。実家と同じように敷地も広く、かつ安い物件はないかと思っていたところで見つけたのがJR関西本線沿線、竹藪のある、一部山付きの一戸建てでした」と山本さん。
