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20年で「W杯常連国」になった日本サッカー 小野、高原、稲本…黄金世代が「1回数百万円の海外遠征に何度も行けた」ワケ

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海外遠征
日本サッカーの歴史を切り拓いた「黄金世代」が、10代で海外遠征に行けた理由とは?(写真:ワン吉/PIXTA)

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ボールが動けば世界が動く――。
現代においてサッカーは、ピッチの上だけで語れるスポーツではありません。W杯招致をめぐる各国の駆け引き、スター選手の移籍、FIFAの腐敗と癒着、オイルマネーによるイメージ・ロンダリングなど、サッカーは今や「スポーツ」の枠を超え、国家戦略や経済、安全保障とも結びつく“世界政治の縮図”となっています。
サッカーを「地政学」の視点から読み解く『サッカーと地政学』(木崎伸也著)より、日本サッカー躍進の裏側やW杯をめぐる国際政治について、一部抜粋、編集して紹介します。

黄金世代が変えた日本サッカー

日本サッカーにおいて黄金世代は「歴史を切り拓いた者たち」である。

小野伸二、高原直泰、稲本潤一、中田浩二、小笠原満男らを擁した世代は、U20日本代表として、1999年にナイジェリアで開催されたワールドユース(現U20W杯)で準優勝を果たした。

彼らの多くはそのままA代表でも主力となり、2001年に日韓で開催されたコンフェデレーションズカップで準優勝を成し遂げる。

日本サッカーの歴史において、アンダー年代のカテゴリーを含めて日本代表がFIFA主催大会で決勝まで進んだのは、この2度のみである。

そして2002年日韓W杯においても黄金世代は躍動し、稲本の2得点などによって、日本代表は初めてグループステージを突破して、ベスト16へ進むことができた。彼らは新たな扉を次々に開いて、日本サッカー黄金期到来のきっかけをつくった世代である。

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