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日本の"思春期教育"は時代遅れといわれる訳…校則で縛る仕組みは「刑務所と同じ」 AI時代に必要な「3つの教育」とは

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世界の一流は「子ども」に何を教えているのか
思春期に「意味のある試行錯誤」をさせることは大切です(写真:マハロ/PIXTA)

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「これから子どもにどんな教育環境を与えればいいのか」「思春期のうちの子にどう接したらいいのか」――。そう悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
アメリカで暮らして30年。作家・ジャーナリストとして活動しつつ、教育機関で多くの子どもを指導してきた冷泉彰彦さんが、「各年代の子どもに、どんなメッセージを伝えるべきか」を解説した書籍が、『世界の一流は「子ども」に何を教えているのか』です。
わが子を「自立した人間」に育てるために、教育意識の高い世界の親たちはどう考え、どんな話をし、どんなルールを大事にしているのでしょうか? 同書より一部抜粋・編集してお届けします。

日本の「思春期教育」の現状

日本の思春期教育は極めてシンプルです。まずエリート候補には、「受験教育」だけを与えます。そして、「受験勉強をしないと上の学校に入れない」というプレッシャーをかけて、逸脱を防ぎます。

その受験勉強は、本物の思考力を問うものではなく、反復訓練で正確性を向上させる、記憶力を問うという「中進国型」のものが主です。中進国型とは、工場で製品を大量生産する、その際にはスピードと正確さを極める、それ「だけ」がいちばん大切だという価値観です。

これは、1970年代までの日本には適していても、デジタルからAIに向かう「知性の大競争時代」とはミスマッチを起こしています。それで中学・高校の6年間を空費させて、上の世代、つまり過去の世代にとって「使いやすい人材」を、今でも大量生産しようとしているのです。

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