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実は最大筋力の約30%しか使っていない「ウォーキング」だけでは不十分 65歳からの転倒を防ぐ5つの《ゆる筋トレ》

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ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げないという(写真:Luce/PIXTA)
  • 安保 雅博 東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学講座主任教授

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中高年の趣味として人気の散歩・散策・ウォーキング。ですが、「毎日歩いているから、足腰は大丈夫」なんて思ったら大間違い。東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学講座主任教授の安保雅博氏によれば、歩行時に使われる筋力は、自分が出せる最大筋力の約30%程度にすぎないといいます。
本稿では、そんな安保氏が考案した、転倒を防ぐために必要な「とっさの速さ」を鍛えるために効果的な5つの「ゆる筋トレ」を、同氏の著書『歩幅を見れば、寿命がわかる 「死ぬまで歩ける体」のつくり方』から一部を抜粋・編集する形で紹介します。

何もしなければバランス能力の寿命は65歳

私たち人間は、そもそも二足歩行というとても「不安定な歩き方」をしています。実際に「歩く」という動作を細かく見ていくと、人はほとんどの時間を片足立ちで過ごしていることがわかります。

「右足で体を支え、左足が宙に浮く」

「左足で体を支え、右足が宙に浮く」

「そしてまた、右足で体を支える……」

研究によると、歩行中に両足が同時に地面についている時間は、全体の25%ほどしかないとされています。言い換えれば、歩いている時間の約75%は片足立ちの状態なのです。

多くの動物が四足歩行という安定した移動方法をしていることを考えると、人間はもともと、とても転びやすい構造の生き物だと言えるかもしれません。

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