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ライフ #リノベな人生〜住まいと生き方を創り直した人たち〜

中央区で駅徒歩7分、築50年超の「オンボロマンション」を自分の理想へ大変身!「25m²・6畳1K」で暮らす夫婦が見つけた幸せ

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単身用の広さのため、家具は最低限。右側にある幅1mのテーブルが食事スペースでもあり仕事スペースでもある(写真:筆者撮影)

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間取りを変えることは、自分と向き合うことだった――。
壁を剥がし、床をめくる。そこに見えるのは、建物の骨組みだけではありません。私たちが無意識に縛られてきた「世間体」や「理想の家族像」という名の古い壁紙なのです。
リノベーションを通じ、住まいと人生を再定義した人たちに話を聞く本連載。第1回は築50年・25m²の6畳1Kに、夫婦と介助犬で暮らすライターの大木奈ハル子さん(50歳)に話を聞きました。

「狭いけど、住めないことはないですね。引っ越し直後はだいぶモノがあふれていたけど、ようやく物量と部屋のサイズが見合ってきました。広さもなく新しくもありませんが、住み心地はいいですよ」(大木奈ハル子さん 以下、発言はすべて本人)

東京都中央区、銀座のほど近く。古い街並みが残るこの一帯に、築50年を超えるマンションがある。ライターの大木奈ハル子さん(50)が暮らすのは、その一室。25m²、6畳1Kのワンルームだ。ひとり暮らし用の間取りだが、居住者はひとりではない。この家をDIYでリノベーションし、夫と介助犬とともに穏やかな日常を営んでいる。

なぜ彼女は夫婦で暮らすにはあまりにもコンパクトな空間を選び、自らの手でつくり変えることになったのだろうか。話は2025年1月にさかのぼる。

築50年・25m²のワンルームで夫婦と犬が暮らす理由

それまで住んでいた都内のマンションをとある事情で引っ越すことになり、大木奈さんは次の住まいを探す必要に迫られた。がん闘病中の夫は頻繁に入退院を繰り返しているため、かかりつけの病院まで近いことが物件選びの絶対条件だった。

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【「ここで会ったが百年目!」】

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