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「狭いけど、住めないことはないですね。引っ越し直後はだいぶモノがあふれていたけど、ようやく物量と部屋のサイズが見合ってきました。広さもなく新しくもありませんが、住み心地はいいですよ」(大木奈ハル子さん 以下、発言はすべて本人)
東京都中央区、銀座のほど近く。古い街並みが残るこの一帯に、築50年を超えるマンションがある。ライターの大木奈ハル子さん(50)が暮らすのは、その一室。25m²、6畳1Kのワンルームだ。ひとり暮らし用の間取りだが、居住者はひとりではない。この家をDIYでリノベーションし、夫と介助犬とともに穏やかな日常を営んでいる。
なぜ彼女は夫婦で暮らすにはあまりにもコンパクトな空間を選び、自らの手でつくり変えることになったのだろうか。話は2025年1月にさかのぼる。
築50年・25m²のワンルームで夫婦と犬が暮らす理由
それまで住んでいた都内のマンションをとある事情で引っ越すことになり、大木奈さんは次の住まいを探す必要に迫られた。がん闘病中の夫は頻繁に入退院を繰り返しているため、かかりつけの病院まで近いことが物件選びの絶対条件だった。
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【「ここで会ったが百年目!」】
