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ライフ #リノベな人生〜住まいと生き方を創り直した人たち〜

中央区で駅徒歩7分、築50年超の「オンボロマンション」を自分の理想へ大変身!「25m²・6畳1K」で暮らす夫婦が見つけた幸せ

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単身用の広さのため、家具は最低限。右側にある幅1mのテーブルが食事スペースでもあり仕事スペースでもある(写真:筆者撮影)
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「かかりつけの病院を中心に円を描くと、予算内のところが25m²の物件しかなかったんです。この部屋も超破格でした」

「さすがに狭い。もっと広いところはないのか」と考えてしまいそうなものだが、むしろ「ここで会ったが百年目!」と思うほど理想的な物件だったという。病院に近く、価値が下がりにくい都心部の駅チカにあり、予算に収まる物件にめぐり会えたこと。それは大木奈さん夫妻にとって、古さや狭さ以上に「ラッキー」なことだったのだ。

この狭さに怯まずにいられたのは、大木奈さん夫妻のユニークな引っ越し歴も関係している。85m²、50m²、31m²、29m²、25m²と、引っ越しのたびに住居を狭くしており、すでに小さく暮らすコツをつかんでいた。加えて、もともと面白がりの性格である。

「狭い家だけど、これはこれでかえって楽しみ」

狭さを前向きに捉え、老後を見据えて購入に踏み切った。

「もう自分でやったほうがいい」予算100万円の「セルフリノベ」へ

しかし、実際に住もうと思うと「想像以上に狭かった」。

25m²は畳数にすると約15畳。そのうち純粋な居住空間は6畳の居室と、3.5畳のキッチンを合わせた9畳ほど。引っ越し前の約30m²・12畳の空間でゆったり暮らせていたため「3畳狭くなっても余裕」と思っていたそうだ。しかし間取り的に、新居のキッチン部分はほぼ廊下としてしか使えず、6畳の居間だけが生活スペースになってしまう。

左がリノベーション前、右がリノベーション後の間取り(写真:大木奈ハル子さん提供)

そこで大木奈さんは当初、引っ越し前にフルリノベーションを済ませようと、業者への依頼を考えていた。いずれ賃貸に出す可能性があったため、プロに任せたほうがいいと考えてのことだった。

ところが、計画は二転三転する。最初に依頼しようとしたリフォーム会社は、大木奈さんの意図とは違うデザインを提案してきた。次に依頼したリフォーム会社では「あとは工事に取りかかるだけ」という段階で社長が亡くなり、話そのものが消えてしまったという。

「なかなかうまくいかなかったんで、もう自分でやろうと思って」

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【仕切りは全部外したい】

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