INDEX
育児休業を延長できる制度が創設されて20年。国は昨年「育休延長の厳格化」を発表しました。これにより、育休延長を前提に復帰時期を考えていた親たちは大混乱になりました。
「育休延長させてもらえないの?」
「0歳児クラスで入園させないといけないっていうこと?」
などなど、入園・復帰の時期の判断に苦しみ、不安にさらされた人は少なくなかったようです。さらに、東京都が2025年9月から3歳未満児の保育料を無償化したことで、都内、特に23区の入園事情が悪化。「1歳4月入園」を狙っていた家庭にも影響が及んでいます。育休延長厳格化や現在の入園事情をふまえて、復帰時期の判断で後悔しないために押さえておくべきポイントを整理しました。
育休復帰の時期は何を基準に決めるのか、3つの判断軸
まず、基本的なことを確認しましょう。
育休からの復帰をいつにするかは、業務の都合、保育園の入園事情、子育ての状況の3つを擦り合わせて考えます。育休を申請する時点で、復帰時期も合わせて申請する必要がありますが、実際のところ、子どもがまだ生まれていない段階では不確定要素も大きく、自信をもって決められないのが普通です。
多くの人が、育休が原則1歳までであることをめやすにし、先輩たちの取得期間も参考にしながら、育休延長も視野に入れ、時期を選択していると思います。
特に注意が必要なのが、保育園の入園事情です。保育園は卒園・進級がある4月が1年で最も入りやすいため、4月入園をめざすのが一般的になっています。
次ページが続きます:
【都市部の「保活の鉄則」】
