昨年、私が受け持っていた学部3年生のゼミ生は13人。その中の2人、中川暦さんと柴田彩美さんが、「研究のために、ぜひ清掃の現場を体験させてほしい」と志願してきた。
研究目的で清掃現場を体験する女子学生
中川さんからは、3年ゼミが始まる前の2年生の10月に「大学院に進学したく思っています。清掃の現場に入って研究をしてみたいです」と相談を受けた。
過酷な清掃現場の体験。筆者は半信半疑でどう受け止めていいか判断しかねていたが、1カ月後に会った時に、「あの時の話はどうなっていますか?」と問い質され、すぐに懇意にしている東京都新宿区の清掃職員の方に連絡し、清掃現場の参与観察の機会を作っていただいた。
柴田さんは、最終処分場の研究を進めるにあたって、東京都環境公社主催の「清掃工場・埋立処分場見学会」に参加し、「中央防波堤埋立処分場」の現地を見学した。
しかし、清掃事業は収集、中間処理、最終処分と続いていくため、最終処分の前段階も知っておく必要があると考え、筆者に「ごみ収集体験がしたいです」と相談があった。彼女も新宿区の清掃職員の方に相談し、清掃現場に入れてもらった。
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【過酷な現場…】
