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ライフ #ごみ収集の現場から

立教大の女子学生2人が過酷すぎる"ごみ収集"体験してわかったリアル 作業中に「ゴミ屋!」と言われ…

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ごみ収集を行う女子学生
過酷な清掃現場を体験した女子学生が語った思いとは(写真:筆者撮影)
  • 藤井 誠一郎 立教大学コミュニティ福祉学部教授
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2人は筆者とともに依頼文書を持って清掃事務所を訪問し、所長や職員の皆さんへ挨拶し、日程を決めて収集現場に入った。

可燃ごみ収集(写真:東京清掃労働組合新宿支部提供)
反転コンテナでの積み込み(写真:東京清掃労働組合新宿支部提供)

「ゴミ屋」と言われた学生たちが感じたこと

現場に入るのは1日ではない。複数日清掃事務所に通い、清掃事務所のさまざまな収集業務(通常の可燃ごみ収集、狭小路地での小型車による収集、独居老人宅への訪問収集、保育園や幼稚園での環境学習、不適正排出の破袋調査)を一通り体験した。

大規模団地での訪問収集(写真:筆者撮影)
保育園での環境学習での園児とのふれあい(写真:東京清掃労働組合新宿支部提供)

当然ながら積み込み作業は鼻を衝く臭気の中で行う。水気のあるごみを清掃車に積み込んで押し込む(巻く)際に跳ね返りが顔にかかることもある。住民から罵倒されることもある。これらも経験し、2人は作業員が日々向かい合っている過酷な現実を知った。

破袋調査・清掃指導(写真:東京清掃労働組合新宿支部提供)

収集体験について柴田さんは、

「収集体験では、収集の過酷な現場と、職員の方々の強い責任感を肌で感じることができた。生ごみが袋に入れられず直接捨てられている場面もあり、そのまま放置すれば、ルールを守っている市民にまで被害が及ぶ可能性があった。その散らばった生ごみを丁寧に回収していた後ろ姿が強く印象に残っている。

また、『収集』と『最終処分場』という一見離れた工程は、実際には密接に結びついている。一人ひとりのごみの出し方が、現場で働く人々の負担や最終処分場の安全性に直結していることを実感し、全ての人に責任を持ってごみを出してほしいと強く感じた」と話す。

一方、中川さんからは、以下の受け止めが寄せられた。

「清掃は社会に必要不可欠な仕事で、その従事者は怪我や感染症の危険性とも向かい合いながら仕事をしている。にもかかわらず見下され、自らも作業中に『ゴミ屋』と言われた。でも、清掃の仕事を体験して清掃事業を知れば知るほど、清掃の仕事は人を感動させられる仕事だとわかった。このことをもっと社会に認知させていくべきだと思う。

清掃職員の方々の環境学習を受けた子ども世代が親世代になる時が楽しみで、清掃にリスペクトを寄せる親世代が増えていくのではないかと考えている。その時に向けて、自分の研究を通じて清掃の認知度を上げ、住民からリスペクトされるようになり、人が憧れる仕事になって人手不足が解消されていくのを願う」

次ページが続きます:
【「職場側も新たな気づきの機会を得ることができた」】

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