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ライフ #ごみ収集の現場から

立教大の女子学生2人が過酷すぎる"ごみ収集"体験してわかったリアル 作業中に「ゴミ屋!」と言われ…

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ごみ収集を行う女子学生
過酷な清掃現場を体験した女子学生が語った思いとは(写真:筆者撮影)
  • 藤井 誠一郎 立教大学コミュニティ福祉学部教授
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インターンシップでごみ収集を体験させる理由は数多くあるが、その中でも強調したいのが、「全体の奉仕者として住民の生活基盤を支えていくといった公務員の存在意義を、頭ではなく体で理解してもらいたい」という点である。

散乱したごみに直面(写真:筆者撮影)
かき板ですくい取る様子(写真:筆者撮影)

公務員を希望する学生の本音として、「安定している」「ノルマがない」「ワークライフバランスが保てる」がある。しかし実際は、部署によっては残業がある、住民からの理不尽なクレーム(カスハラ)を受ける、という現実にも向かい合う。その時に住民の生活環境維持のために提供されるごみ収集サービスに従事した時のモチベーションを思い出し、公務員の原点に立ち返って直面した現実を乗り越えてもらいたいと願っている。

また、事務職で採用されると、いずれは管理職になり現業職員のマネジメントを担うようになる。その際は、直営でごみ収集サービスを提供する意義を認識し、身を粉にして収集サービスを提供している現場労働者に配慮したマネジメントを行ってほしいという願いもある。

清掃現場で学ぶ意義

研究目的であれ、インターンシップであれ、清掃現場に身を投じることを通じて、リアリティ溢れる現実を直視する力、そこに存在する問題や課題を詳細に把握する力、それをどのように解決していくかに思考を巡らす力、等が涵養されていくと考えている。

現場の泥臭い現実を知っておけば、自らの論の展開に説得力が加わり、実効性の高い案が提示できるようになる。このような資質を備えていれば、社会や組織にとって必要不可欠な人材になると見込め、今後社会で大きく羽ばたく人材になると考えている。

清掃現場は学びの要素が溢れている。近年「大人の社会見学」が行われ、清掃については清掃工場の見学会が開催されているが、ごみ収集の体験があってもいいのではないかと思える。受け入れ体制を整える必要があるため現実には難しいが、多くの人が経験できるようになれば、その作業の奥深さが理解されるとともに、清掃従事者への社会的な評価も高まっていくようになる。

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