BBQごみ、注射針、尿入りペットボトル…高速道路PAからごみ箱が消えるワケ 清掃員明かす"ごみ持ち込み"の絶句する実態

✎ 1〜 ✎ 38 ✎ 39 ✎ 40 ✎ 41
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
高速道路のイメージ
高速道路のパーキングエリア(PA)からのごみ箱撤去が話題となっている(写真:adigosts/PIXTA)
この記事の画像を見る(10枚)

街角、駅、公園、バス停など、人が集まる場所には至る所にごみ箱が設置されていたが、近年は撤去が進んでいる。テロ対策や維持管理コストの削減、「ごみは持ち帰る」という行動変容を促す狙いがある。

そのような流れの中、昨年11月、NEXCO中日本名古屋支社による小規模なパーキングエリア(PA)12箇所からのごみ箱の撤去の公表が話題となった。これに対し多くの意見が寄せられ、「不便だ」「高速代を払っているのに」「ポイ捨てが増えるだけ」「仕方ない」といったさまざまな声が寄せられた。

高速道路のごみ箱撤去について実際に現場を見て考えてみようと思い、愛知県・岐阜県の高速道路の休憩施設に足を運んだ。

ごみ箱撤去の理由

NEXCO中日本名古屋支社はPAのごみ箱撤去の理由について、「持ち込みごみや、不審物等の投棄が多発しており、安全・環境・防犯等の観点から撤去しています」とXに投稿。

高速道路上で発生したごみではなく、家庭で出た不燃ごみ、レジャーで発生したごみ、不審物が多くPAに投棄されており、改善を促すよう呼びかけを行ってきたが効果なく、処理・管理コストの増加ともなるため、苦渋の決断として、清掃頻度や監視体制に限界があるトイレと自動販売機のみのPAのごみ箱を安全・環境・防犯等の観点から撤去したと報じられている。

今回の現地視察では、ごみ箱が撤去された鞍ヶ池PA、せと赤津PA、五斗蒔PA、岐阜三輪PA、川島PAに加え、ごみ箱が設置されている刈谷PA、美濃加茂SA、関SAにも立ち寄った。

自宅の京都から向かい、ちょうど昼時になり、ごみ箱が設置されている刈谷PA(有人の店舗に加え温泉や観覧車もあるためSAと理解していたがPAとなっている)に入ってパンとペットボトル飲料を購入した。

たまたまごみ箱のごみを回収している清掃員の方がいたので、少しお話を聞いてみた。

次ページ注射針が入っていたことも…
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事