女性もときおりそれと同じ決定を下すことがあるが、男性ほど互いに寛容ではなく、いっしょに物事をやり続けるとしたら、そのような背信行為の後では、たいてい関係の修復を図る必要がある。
友人ネットワークにおけるこの性差は、自主性とつながりにおける性差に関連しており、また、後者によって大きくなる。女性は男性よりもつながっているので、女性どうしの関係は彼女たちにとってより重要であり、人生で下す決定で、より大きな重みを与えられる。
女性のほうが緊密な友人のネットワークが小さいことを考え合わせると、女性の友人関係のほうが男性の友人関係よりも多くの犠牲が求められることが明らかになる。
2人の女性が毎週会って近況報告をしたり運動をしたりしているときには、何かもっと良い機会が巡ってきたからという理由で一方がぎりぎりになって会うのをキャンセルしたら、ひどい侮辱になるだろう。女性は、親友がそんな行動を取るとは思っていない。活動そのものよりも、会うことを優先するべきだからだ。
男性はつながりより自主性を優先する
それに対して男性は女性よりも自主的なので、つながりに求められるものよりも自分の好みが優(まさ)ることがよくある。
男性には女性よりも、緩やかな友人の大きなネットワークがある事実も考え合わせると、男性の友人関係は、各自の興味を追求するという、男性のより強い傾向に簡単に対応しうることが明白になる。
私が昼休みにいつもスカッシュをしている相手が、誰か別の人とバスケットボールをするように誘われたので、ぎりぎりになってキャンセルしたとしても、私は彼が私たちの関係よりもバスケットボールを優先したことにあまり動揺しないだろう。
私も彼と同じ考えであり、もしもっと良い機会が巡ってきたら、そちらを選ぶだろうから。相手がキャンセルしたのなら、自分が昼休みに運動したければ、さっさと別の相手を見つければいいだけの話だ。
あるいは、代わりにジョギングに行けばいい。そしてその場合に問題になるのは、私のランニングシューズがまだ自動車のトランクに入っているかどうか、だ。


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