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「世界一のラーメン」と絶賛も、近隣住民とトラブルで《1500万円消失》… 46歳女性の"クレイジーな経営者人生" 

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ヨカロカ
ヨカロカ・市場店の厨房。日本のラーメン屋台を思わせる造り(写真:筆者撮影)
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2店舗目となるヨカロカ・マトゥテ店(写真:筆者撮影)

"世界一のラーメン"と消えた1500万円

転機は、外からやってきた。

『死ぬまでにしたい10のこと』などで知られるスペインを代表する映画監督イザベル・コイシェのフード番組『Foodie Love(フーディー・ラヴ)』で、ヨカロカのラーメンが「世界一」と紹介されたのだ。それ以降、ラーメンは1日300食売れる看板メニューのひとつとなった。

豚骨塩ラーメン15.50ユーロ(約2800円)。筆者も何度もリピートしている一杯(写真:筆者撮影)

ラーメンの需要に応えるには、より大きなキッチンが必要だった。20年1月、洋花さんは市場内に新たな区画を借りる。高級車並みの価格のキッチン設備を導入する計画だった。

ところが、その2カ月後にコロナ禍が始まる。

20年3月、スペインで外出禁止令が出され、レストランは全面閉鎖となった。当初の計画は、白紙に戻る。半年後に営業が再開すると、洋花さんはすぐに次の手を打った。市場の外でキッチン専用の物件を借り直し、計画を再開したのだ。

だが、試練はここからが本番だった。

だし醤油の特徴を解説したランチョンマット。キャラクターは洋花さん(写真:筆者撮影)

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【近隣住民とのトラブル】

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