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飲食店が避ける場所にあえて出店し、106店舗(2026年3月末時点)・売り上げ143億円を築いた外食企業「バルニバービ」。だがその道のりには、深刻な失敗があった。
2001年から2003年にかけて出店した11店舗がすべて撤退、当時目指していた上場も断念した。バルニバービはなぜ失敗し、どう立て直したのか。外食チェーンの動向や新メニューの裏側を探る連載「外食ビジネスのハテナ特捜最前線Ⅱ」。リニューアル第1回の後編では、バルニバービを復活へ導いた「手を挙げた人間が店をつくる」仕組みに迫る。
「バルニバービ」という名前に込められた想い
兵庫県・淡路島「GARB COSTA ORANGE」ランチの玉ねぎパスタ(写真:筆者撮影)
「バルニバービ」という社名は、ジョナサン・スウィフトの小説『ガリバー旅行記』に登場する島の名前に由来する。作中のバルニバービ島では、机上の空論に没頭するあまり国が衰退していく。現場に根ざし、実体を伴う価値を大切にしたい――小説の悲劇への戒めが、社名に込められている。
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【2000年代前半に経験した「深刻な迷走期」】
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